受験勉強は中学生活のクライマックスです。私学ならエレベータ式に上の学校に行く人が大半ですが、公立中学の生徒さんとなるとそうも行きません。一方で、初めての受験という人も多く、なにかと不安があるのが受験勉強の仕方ではないでしょうか。
高校受験は定期テストと違って一夜漬けは通用しません。なにしろ中学3年間の授業範囲が対象なのですから。当然定期テストとはまったく違った勉強法が必要です。
受験教科ごとに、高校受験用の問題集を用意しましょう。3年間で学習した内容が一冊になった問題集は数多く刊行されています。どれが良いか判らないときは、教師や塾の講師にたずねます。先輩とか同級生の意見はあてにはなりません。問題集選びは「わかりやすい」「とっつきやすい」よりも、問題内容が受験のツボを押さえていることが大切です。
最初に問題を解く時には書き込みをしません。ノートに答えを記します。答え合わせをしたら、間違えたところを問題集にマーキング。2度目に問題集を解く時は、間違えた問題だけを解いてみます。
3度目は問題集に直接記入します。それでもまだ間違えたなら、もう一冊別の問題集を用意して、その科目の弱点を補うようにします。
受験生は模擬試験というイベントがあります。学校から強制的に受験させられたり、進学塾の案内で受けたりするのですが、受験のシミュレーションの意味もあるので、軽くみずに受けるようにしてください。模擬試験では設問を注意深く読む習慣を身につけるのに良い機会です。よくあるミスは「間違い」を選ぶのか「正しい」を選ぶのかのとりちがいです。
要するに勘違いなのですが、採点者は国語力がないという判断を下します。受験は、同じくらいの学力の人がほとんどですから、1点2点の差はときに致命的な差にも...問題の解読力も実力のうちですから、定期試験や模擬試験の時から、設問を落ち着いて読む習慣をつけてください。
受験模擬試験のよいところは、これで合否が決まるというものではないというところです。当たり前なのですが、定期テストや模擬試験の結果が悪かったからと言って落ち込む生徒さんは案外多いのです。
模試は自分の弱点を知るための機会と心得、結果は良くても悪くても、間違えたところは必ず復習するのが大事です。もし同じ問題が出たら、必ず正解できるように頑張りましょう。
